アンティパスト・ミスト好き! |
というのは、私が仕事部屋にしている一室の大整理をしていたからなんです。
日本に送るための食品やワインのサンプルで溢れかえっていて、足の踏み場もありませんでした。
とうとうIKEAで棚を購入し、なんとかすっきりしました!
さて、この週末は子供を実家に預けて旦那様とゆっくり過ごしました。
金曜の夜は外食、土曜は散歩やウィンドーショッピングを楽しみましたよ。
私たちはお店を決めずにバイクや車で街をドライブしながら、美味しそうなお店を見ると試してみるのが大好きです。
金曜に見つけたお店も大通りからは見つかりにくい小道にある、雰囲気のいいトラットリア。
常連らしき家族客が多いのも、いいお店のヒントです。
まずはアンティパスト・ミスト。
いわゆる前菜盛り合わせで、ワイン好きの私たちは注文せずにはいられません!
手前から時計まわりに、ブレザオラ(牛肉の生ハム)でロビオラという濃厚なフレッシュチーズを巻いたもの。
トマトと山羊のチーズのブルスケッタ。
モンテギッリという、ミラノあたりだけで食べられる揚げた小さなミートボール。とてもやわらかくて、本当に美味しい!
チーズのフリット。これも熱々ですばらしい。
フリッタータ(イタリア風オープンオムレツ)。青菜の炒めたものが入っています。
パンチェッタをのせたポレンタ。ポレンタはトウモロコシの粉を湯で練って固めたもので、これを切り餅状にカットしてグリルし、パンチェッタ(豚バラの塩漬け)をのせたもの。豚の脂がポレンタの熱で溶けて、風味がアップさせていました。
生ハムとサラミのスライスも運ばれて、本当にワインが進んでしまいました。
翌日のランチでは自宅でもアンティパスト・ミストをつくりたくて、家にある材料でいくつかの料理を銘々に盛りつけてみました。
プロシュット・ディ・プラガ。プラハ風ハムという意味ですが、イタリアではハムの薫製を指します。これは購入してあったもの。
そして定番のトマトのブルスケッタ。ダッテリ(ナツメヤシ)という種類のミニトマトを使いました。
アボカド大好きな旦那様のために、アボカドにスモークサーモンのタルタルを詰めたもの。タルタルは、細かく叩いたサーモンをシブレットとオリーブオイルで和えた簡単なものです。
そして私の趣味でいきなりバンバンジー風のゆで鶏。これは先日カレーをつくった時、ルーを入れる手間で鶏モモ肉半分を一緒にいれて作った、いわば超手抜きゆで鶏!塩とオリーブオイルで味付けしています。
そして、なぜかハート形のチーズ。視界のはしのほうで「手持ち無沙汰でなにかチョキチョキやっているなあ」と思ったら、旦那様こんなものをこしらえていました(爆)。
パンは黒トリュフ入りのオリーブオイルで味わってみました。
日本に紹介したいと思っている、本当に香り高いオイルです。香料ではなく、トリュフの刻んだものがボトルに入っています。
トリュフ好きな彼は大満足です!
実家の子供たちはというと、ノンニ(祖父母)の友達が経営しているアグリトゥーリズモに行ったそうで、動物と遊んだ後、レストランでピアチェンツァ料理を楽しんだようです。
たまには、こういう週末もいいものですね。