ミラノ風ミートボール " モンデギーリ" |
ちにみに、ロンバルディア地方の農家でつくられていた伝統料理だそうで、
トスカーナの固くなったパンを再利用したパンツァネッラと同様、”貧しい料理”と呼ばれるものです。
茹でた肉や固くなったパンを捨てないための知恵だったのでしょうね。
マイチーナ風モンデギーリ 4人分
・豚ひき肉 500g
・サルシッチャ 100g
・卵 1個
・パン、牛乳 適量
・グラナパダーノ、パルミジャーノなどのチーズ 100g
・パセリ
・塩、コショウ
・パン粉、小麦粉
・オリーブオイル
作り方
1、豚ひき肉、サルシッチャのほぐしたもの、卵、牛乳に浸したパン、チーズ、パセリ、塩,コショウをボールに入れて、よく練る。
2、ミートボール大に丸め、パン粉または小麦粉を付ける。
3、オリーブオイルで焼く。
4、そのままサーブするときはパン粉で、トマトソースで煮込むときは小麦粉がいいでしょう。
ということで、
モンデギーリのトマトソース煮込みも。
こちら、そのままバージョン。
食べているうちに日本のソース&ケチャップソースが欲しくなって、添えちゃいました(笑)。
こちら、北イタリア出身の旦那様用トマトソース煮込み。
マッシュポテトか、こんな風にチーズベースのシンプルなパスタも合います。
今回はゴルゴンゾーラチーズに牛乳とグラナパダーノを混ぜて溶かしたものをペンネで。
「マンマがつくるみたいな重い料理はちょっと」なんて言って日頃は軽いものを好む旦那様も、たまにこういうのを作るとやっぱり大喜び。
三つ子の魂なんちゃら、ですよ!
サイドにチコリのサラダ。
ベルギーチコリを縦に薄くスライスして、塩、コショウ、レモン。
その上にパルミジャーノの薄く削ったものを散らして、オリーブオイルとアンチョビ。
簡単ですが、じつに美味しい。
さあ、ここまで読んでいただいたのにナンですが、、、、
舌の記憶を頼りにつくったものの、ネットで調べてみたら本当のモンデギーリは根本的にまったく違うレシピでした。
ジャーン!すみません。
では以下、本家本元レシピ。
正統モンデギーリ 4人分
・残り物の茹で豚かたまり肉 600g
・好みでサルシッチャ、またはモルタデッラなどの加工肉 適量
・卵 1個
・パン、牛乳 適量
・グラナパダーノ・チーズ 100g
・イタリアンパセリ
・塩、コショウ
・パン粉 適量
作り方
1、ロボクープに一口大に切った茹で肉、牛乳に浸したパン、卵、チーズ、パセリを入れてビューン。
サルシッチャなどの加工肉を好みで加えると、味に深みが増すようです。塩、コショウで味を整える。
2、これを小さなフットボール型にまとめる。(日本の小さめクリームコロッケ程度)
3、パン粉を付けて多めのオリーブオイルで揚げ焼きする。
行数は少ないですが、まず豚をゆでるところから始めるのは日本家庭ではキツいので、やっぱりこれは豚ひき肉でもいいかな〜?
茹で豚の中華ドレッシングなんかを作るとき、多めに作ればできなくはないですね!
魅力的な郷土料理、これからも間違いながら、でも色々と紹介していきたいです♪