ミラノでお正月! |
皆さん、ひとサイズ大きくなったウエストにお正月を感じてらっしゃいますか?笑
年越しは、私が風邪を引いて友人達とのCENONE(長い盛大なディナー)が叶わず、急遽自宅で旦那様とふたりしっぽりとディナーとなりました。
でも新年は家族揃ってのお節を楽しみたかったので、ミラノで簡単に入手できるものと自宅にあるものでお節づくりです!
1月2日、家族そろっての初めての食事。
私が6年前イタリアに来たときに持ってきた、3段のお重で。
かまぼこは先日母が日本から持ってきてくれたもの。
ママありがとう!
伊達巻きは、魚のすり身やハンペンがないので、卵に砂糖、ミリン、塩少々、出しを加えてスポンジケーキを作る要領で泡立て、四角く焼いたものを巻いて。
卵焼き器だと小さすぎるので私は今回ステーキ専用のフラットなグリルパンを使いました。これはちょうどいい大きさでおすすめです!
隙間を埋めるのは、帆立のお刺身。
茹でた海老を出汁に浸けておいたもの。
鶏もも肉の塩焼き。醤油ベースのタレにトリュフのペーストを少々加えたソースを添えました。
イクラは冷凍しておいたもの。
鶏の松風焼き。
イタリアには鶏ひき肉はないので、鶏胸肉、卵、パンを水でふやかしたもの、味噌少々、ミリン、酒をロボクープでガーッとまわしました。このタネをオーブンシートの上に四角く整形し、オーブンで焼き上げ。
ケシの実の代わりに白ごまと、青のりを振りかけてから、四角に切り分けました。
ごまはアラブ料理でよく使われるため、ミラノでも簡単に手に入ります。
いやー、なんとかなるもんですねー笑
そして、やっぱり鯛!
おかしいなー、黒鯛の横に並んでたピンクのdentice(=いわゆる、日本の鯛)を買ったのに、焼いたら黒鯛と同じになってました。笑
色が地味なのでお皿だけでも元気よく。
日本のお正月を少し覚えている10歳の息子は大喜び。
大事そうに1種類ずつぜんぶ味見してくれましたよ。
実家宇都宮ではすまし系が主流なので、出汁に鶏肉、ニンジン、ポロネギ、ほうれん草で。
海老は・・・忘れました。笑
なんちゃってお節でしたが、家族がよろこんでくれたので大満足です!
かまぼこ大ヒット!一人で1本くらいたべちゃったイタリア生まれのチビ。笑。
日本の味を少しでも伝えてあげられたらと思います。
皆さんもそれぞれのお正月をお楽しみくださいね。
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