arrosto di pollo 鶏の丸焼き |
今住んでいるのはミラノ地下鉄赤線DE ANGELI~BANDE NERE駅の間という、ショッピングにも便利で楽しいエリア。
そこからちょっと南に離れた静かな運河沿いの家へと引っ越しです。(賑やかな場所が好きなのでちょっと寂しい私です・・・。)
遊び方がどんどんアクティブになっている我が息子二人にはぴったりの、庭付き。
私と旦那様は、夏にシチリアンスタイルでオープンエアで食事できる日を、寒〜い寒い今から楽しみにしています♪
そんなわけで荷造りやら移動やらで夕食の準備時間がほとんどない最近。
きっちんに付きっきりになれない時は、オーブン料理が大活躍です。
ARROSTO DI POLLO アロスト・ディ・ポッロ=鶏の丸ごとローストです。
まずは丸鶏に塩コショウ、すり下ろしたニンニク、ドライハーブ(オレガノ、セージ、タイム、ローズマリーなどのミックス)をまぶし、全体にオリーブオイルを塗ります。
刷毛など使わず豪快に手でいきましょう!
これを190度に温めておいたオーブンに入れて30〜40分焼きます。
モモの部分を指で押してみて弾力があればOKです。胸肉から火が通るので、チェックは必ずモモで。
じゃーん、もう出来た!
焼いている間に家事などしても失敗することがないメニューです。笑
オーブンが小さいので焼きムラがありますが、気にしませんよ〜
皮がパリッとして、お肉はジューシー。皆大好きです♪
私はそのままテーブルに置ける四角のグリルパンの上にグリル用のアルミホイルを敷いてから鶏を乗せてオーブンに入れ、焼き上がったらスルッとアルミを引き抜くというやり方です。
これなら見た目もいいし、使用器具・食器も1つだけ!
ハーブの香りいっぱいの肉汁はそのままソースにしてくださいね。
子供が喜ぶレタスの味付けは、オリーブオイル、塩、コショウ、ニンニク、昆布だし。ちょっと焼き肉やさんのサラダっぽくなります。ごま油でももちろんOK.
これも手でモミモミしながら和えると美味しい。
ニンジンは薄くスライスしたものを、塩とオリーブオイルだけでじっくり蓋をして蒸し焼きにしたもの。5分でできます。
水分を加えず加熱するので、とっても甘くて美味しい。大人向けだったらクミンなどを加えても美味しそう。
アロストがあまったら、翌日はチキンサラダに。
千切りのセロリと手で裂いたチキンをヴィネグレットとバジルの葉少々で和えるだけ。
ディルなどのほかのハーブを加えたり、マヨネーズ味にしてサンドイッチにはさんだりとアレンジして楽しみ(使い回し?)ます。
それでも余る骨は・・・大きい声では言えませんが、これも水で1時間煮出すと立派なブロードになるんです。
ふふふ。セコいなんて言わないでください、じつは生の鶏から煮出すより、味と香ばしさがついたローストチキンの骨や軟骨のほうが断然美味しいブロードができます。
引っ越し本番は今週末。
それまでは簡単なメニューが続きそうです。
忙しいママお助けメニューシリーズ、にタイトル変更しちゃおうかな?笑