パンガシオのフリット、サラダ仕立て&茄子とトマトのパスタ、ノルマ風 |
今度近所になったスーパーは”品揃えのわりに値段が高め”と厳しいシニョーラ達に言われているチェーンなのですが(シニョーラ達は自分の近所のスーパーが世界最高だと信じています!)、その代わり目先の変わったものがあったりします。
今日のアンティパストはパンガシオという淡水魚を軽くフリットにした、サラダ仕立て。
フリットというと「えー、揚げ物ぉ?」と怪訝な顔をする旦那様も、サラダ仕立てというと「美味しそう♡」と一変するので♪ ネーミングは大切ですよ。笑
パンガシオ、ほとんど買ったことがない魚でした。
ちょっと調べたら、もとはメコン川が起源とか。
メルルッツォなどより安くて、身も柔らかそうでなんとなく頼りない感じ。
一度だけ買ってみた以前よりも、身がしっかりしてそうだったので再度チャレンジです!
こちらフィレ。1尾分ですね。
以前購入した時よりも身がしっかりとしています。透明感があって、くせがなく柔らかそうな印象。
さっと洗ってから塩コショウをして小麦粉を薄くはたきます。
これをオリーブオイルで揚げ、バレリアーナ(ソンジーノ)というサラダ野菜のクッションの上に盛りつけます。
身はふわっふわ、薄くついた衣がさくっとして美味しい!
ちょっとキスの天ぷらに似ています。
これはいいですね〜。また明日も買いに行こう。
レモンをぎゅっと絞って、岩塩をかけていただきました。
私はもちろんポン酢をかけて♡ 次は天ぷらにして天つゆか抹茶塩でいくぞ♪
メコン川起源なら、アジア風もよいかもしれない。次回はベトナム風決定!
お魚のあとはプリモかセコンド。珍しくパスタを作りました。
仕事で雑誌に掲載する写真をとるためです。
PASTA ALLA NORMA ノルマ風パスタ。シチリア料理の代表です。
作り方。
1、まずは茄子を縞シマに皮をむき、塩水につけてアク抜き。手ではさんでギュッと水分を絞り、小麦粉をはたく。
2、高温のオリーブオイルで揚げて、キッチンペーパーに置いて油きりしておく。
3、パスタをゆで、トマトソース*と和える。
4、皿にソースと和えたパスタを盛りつけ、2の揚げた茄子を添える。
または揚げた茄子の一部を刻んで3でソースとパスタに加える。(実はこちらのほうが美味しい!家族全員が茄子好きな方はぜひ♪)
5、リコッタ・サラータをすりおろし、たっぷりとかけてサーブする。
*トマトソース:オリーブオイルでニンニクを炒め、アンチョビ少々、ホールトマトを加えて15分間につめたもの。
今回パスタはカンパーニア州のローカルパスタ「カラマッラータ」を使いました。
輪っか状のパスタで、歯ごたえの良さが特徴です。
カラマッラータ=烏賊のような、という意味です。たしかにイカリングっぽいですね。笑
引っ越してからアジア食材店がなく、こころなしかイタリアン比率が高いな?
まだまだ続きそうです。
今週末はスペインに行ってきます。
仕事半分、プチヴァカンス半分、いや、後者の比率を高くしたい。笑