柔らか〜く仕上げる豚のアロスト |
もう夏も終わりかな。
そんな秋の気配のなか、昔の古傷がうずいて辛い日々を送っていますワタクシ。泣
かれこれ20年前になりますが、東京に上京してすぐに住んだ早稲田の交差点での交通事故。
夜中、自分でバイクを運転して高田馬場(シブい)のバイト先から自宅に帰る途中、家が見えてきたあたりで車とぶつかってガードレールまで吹っ飛びました。
いわゆるムチウチですね。
そのときは大したことはないと思ったのですが、歳を重ねるにしたがいどんどん首と肩のコリに悩まされるように。
東京にいた頃はカイロプラクティックやマッサージ、鍼灸などで何とかやり過ごしていましたが、さすがにイタリアにはそういう東洋的な治療はほとんどなし。シアツと書いてあるアヤシイピンクのネオンの中国系ショップを過去に試しましたが、やはりそっち系。入らなきゃよかったと後悔したのを思い出しましたよ。
ああ、だれかミラノでいい治療法があれば教えてください!!
そんな涼しい中、先日はじっくり赤ワインで蒸し焼きにしたアロストです。
いつもつくっているギリギリの火入れでピンク色に焼き上げる豚のアロストではなく、こちらはしっかり蒸して柔らかく仕上げるタイプです。
1、豚肩ロースは600g〜1kgくらいの塊が扱いやすいです。
これに塩コショウををし、肉がぴったり入るくらいの鍋で焼き目をつけます。
オリーブオイルでもバターでも。
2、赤ワインを肉の1/3の高さまで注ぎ、アルコールを飛ばしたらワインビネガーまたはバルサミコ(高級なものでなくてok)大さじ3、ハチミツ大さじ1、タマネギのスライス1/4個分、ローリエを加えて蓋をします。
3、弱〜中火で蒸し焼きにすること1時間。焦げ付きに注意してくださいね。
な〜んて、料理開始が8時をまわっていた私は2から圧力鍋で!
たったの20分で完成〜♪
4、圧力鍋の場合、煮汁はシャバシャバ状態のはずです。
蓋をはずしたら好みの濃度までなるまで煮詰め、ソースの味をみて仕上げにバターを加えてコクを添えて仕上げます。
もし旨味が足りないと感じたらコンソメを少々、トマトソースなどを加えてもいいですね。
蒸し焼きにしたのでお肉はこんな感じでふっくら、しっとりと仕上がりました♪
ソースはざらついていれば漉してもいいし、ラフにいきたい(私の)場合は泡立器でガーッと撹拌するだけでそれなりにスムースになりますよ。裏技ね。笑
肉を焼いている間に付け合わせ。
ジャガイモをゆでたものでも、ニンジンでも。
今回は冷凍グリーンピースのさっと煮。
小鍋にグリーンピース、水、塩少々、砂糖少々、バターを加えてグラッセみたいに蒸し煮にしました。
うっかり焦げたので、詳しい作り方は省略!
それと、レタスと白タマネギ、ハムのマリネ風サラダ。
これ、給食でカレーの横によく登場したよね!!(ん? 栃木県だけだって? えー。)
材料3つをオリーブオイル、ビネガーで和えただけ。私は昆布だしを隠し味に使ってますよ。
じゃじゃ〜〜ん。
40分くらいで作ったようには見えないだろうっ!
自慢ではないが、私は料理がとても早いのだ。(短気で飽きっぽいゆえ)
うってかわって昨夜は珍しく和食
なぜかというと、なんとニトロ君お手製の生うどんをいただいたのです。
ミラノ市内に和食レストランを開店予定の彼、現在うどんやラーメンの試作真っ最中。
その恩恵♪
ミラノ生活初の、生うどん。
な・ま・う・ど・ん!
張り切って冷凍庫のお宝である油揚げを煮ましたよ。
温かいきつねうどんと、具沢山の冷やしうどん。
シコシコ、もっちり、さすが生の歯ごたえ!
ほかに出汁巻き卵と、ノルウェーサーモンを揚げて野菜と甘酢でマリネした南蛮漬け風。
美味しく頂きました。またちょうだい
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