サンペレグリーノのライブイベント! |
いろんな展示会やイベントが街中で開催されているんです。
ルクセンブルク記は次回にして、今回はとあるパーティの様子をお伝えしますね。
もともとサローネは国際家具見本市ですが、ここ数年は街中でデザイン、アート、プロダクト、インテリア、そしてフードやドリンクをも巻き込んだ大きなイベントが沢山行なわれるようになりイベントウィークとしても発展してきました。
今年私が誘われたのは、日本でも名の知れた、イタリアを代表するガス入りミネラルウォーターの代名詞サン・ペレグリーノのイベントパーティ。
イベントは夜7:00スタート、会場はトルトーナ27。ファッションウィークのメイン会場となる場所です。
エントランス。
なんと、ここで今週サン・ペレグリーノ主催で星つきシェフによるライブクッキングが行なわれるんです!
初日だったこの日、トップバッターはトリノのリストランテ「Combal.Zero」のシェフ、Davide Scabin氏。
そして、そして!!! スペシャルゲストは、あのハリウッド映画「ラッシュ」にフェラーリのドライバー役で出演したばかりの俳優 Pierfranceso Favino ピエールフランチェスコ・ファヴィーノです!(すでにテンションが・・・♡)
彼はこの春から放映のサン・ペレグリーノのテレビCMで主役をつとめ、そのテーマがキッチンと料理なのです。
こちらから見てね!
あ、翌日からの担当シェフは、 Massimo Bottura、Luigi Taglienti、Enrico Cerea、Davide Oldaniですよ♪(たんなる追加の情報という感が・・・笑)
そしてステージに彼が現れました。もちろん、私だけでなく全員がフランチェスコを見たい!笑
フランチェスコがシェフに習いながら料理を完成させていきます。
料理の内容は・・・後で分かりますよ〜。
出来上がった料理は彼がその手で観客に味見をさせ、会場は大盛り上がり!
そして、まわりが暗くなったころ、ディナーがスタートしました。
会場脇の全面ガラス張りのロケーションがレストランに早変わり。
レストラン併設キッチンでシェフの引き連れて来たスタッフ達が料理を仕上げてくれています。
客は30名限定。私が招待されたのは、もはや奇跡的といえます。笑
こちらが今夜のメニュー。
まず冷たい前菜。
フェガティーニと花のサラダ。
レバーとバターのパテは中が半凍り状態で、口に入れると体温ですっと溶けてゆきます。文句無しに美味〜。
次に温かい前菜。
海のファジョーリ(インゲン豆)という、変わったネーミング。
魚介出汁のきいたインゲン豆入りのスープに、ごく薄くスライスしたイカが添えてあります。
これはイタリア人は全員が「豆はふつう動物性のものと合わせる。びっくりだ」と言っていましたが、日本人の私には素直に美味しい。
すごく気に入りましたよ。
お客にはベッラヴィスタ(イタリアを代表する高級フランチャコルタ)が振る舞われ、またサービスも素晴らしい。
皆ニコニコですね。
そして最後の皿は、フランチェスコが実演した「スパゲット・ピッツァ・マルゲリータ」。
まずお客の前に、生クリームでつくった湯葉のような味わいのトロトロなフレッシュチーズ「ブッラータ」が敷かれた皿がサービスされます。
そこになんとハサミとレトルト真空パックが配られました。
ハサミでパックを切ると、
なんと生パスタとトマトジュースを真空パックで過熱したスパゲッティが!!
まさにマルゲリータ風の味わいのスパゲッティ。お客参加型のサプライズな一皿にレストランが湧きました。
デザートはクレームブリュレ。
こちらもとってもとっても美味しかったです。
興奮気味で会場を後にすると、どこもがカラフルにピカピカと輝いていました。
いろんなものを見て体験できるサローネ、ミラノの4月のお楽しみです。
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