トスカーナ、小さな村の素晴らしいホテル |
連日40℃というミラノを飛び出し、トスカーナにきています。
トスカーナに来るときはほとんどがワイン関係のお仕事で、今回はフランスからのお客様と一緒ですよ。
仕事は明日。1日前に出て今日は子供たち、日本から来ているマイチーナママとプチヴァカンスを楽しむことにしました。
ミラノを出て、渋滞に巻き込まれながら4時間(!)、フィレンツェを越えたタヴァルネッレに私たちの常宿があります。
Hotel Borgo di Cortefreda
Via roma 191,tavarnelle Val di pesa
オリーブの木々に囲まれた、静かな、トスカーナ式のつくりが美しいホテルです。
フィレンツェ、シエナ、キャンティに用があるときは必ずここに泊まります。
もちろんキャンティ、ブルネッロモンタルチーノのお膝元、サロンには素晴らしいワインが沢山並びます。
ハーブがあふれる庭にはプールもあり、トスカーナの典型的な丘陵の美しい眺めを楽しみながら泳いだり、スプマンテを頂いたり。
最高の午後!
レストランからいい香りが漂い始めたころ、急に雲行きが怪しくなりました。
夕立ちのなか誰もいないプールで泳いだら、なんだかこっそり隠れて悪いことをしている子供のようにワクワクしてきましたよ。
熱いお風呂に浸かったら、お待ちかねの夕食です。
ふだんあまりホテルのレストランには行かない私達ですが、ここは別格!
伝統のトスカーナ料理を期待を裏切ることなく、きちんと食べさせてくれる貴重なレストランなのです。
まずはトスカーナのサルミ盛り合わせ。
サラミ、フィノッキオーナ、クルードに、名物のレバーペーストのブルスケッタやチーズなど。
ウイキョウが効いたフィノッキオーナはミラノでも本物にはなかなかありつけない、土地ならではの逸品ですよ。
クセになります。
レバーペーストは温かくとろりとした食感でしっかり焼いたパンとの相性抜群です。
ブルスケッタに欠かせないオリーブオイルも地元産。香りと甘みが違います。
そして、ついにビステッカ・アラ・フィオレンティーナ!
正真正銘のキアニーナ種フィレンツェ風Tボーンステーキ。5人で2キロ。ちなみに1人は6歳児。
焼き上がり〜〜。
キャンティクラシコ Poggio a'Frati 2010
これぞ正統派という味。
アル・サングエ=レアでお願いしました。
炭火の香りが最高です。
いつも通り、素晴らしい夜をありがとう。
シェフと気さくで丁寧なカメリエリに拍手!
明日はお仕事です。では皆様おやすみなさい。