2016年 06月 05日
フランチャコルタ、カ・デル・ボスコ |
マイチーナブログ、久々にワインの記事ですよ。
フランチャコルタの代名詞ワイナリー、カ・デル・ボスコを訪問してきました。
長ーいパッサージュを行くと、まるで森の中の美術館のようなカンティーナが現れました。
家根にはカ・デル・ボスコのシンボルである狼のオブジェがたくさん!
個性派ワイナリーということは間違い無いです!
さて、フランチャコルタとは?
北イタリア・ロンバルディア州東フランチャコルタ地区で生産される発泡ワイン、というくらいは日本でもご存知の方も多いでしょう。
シャンパーニュよりも厳しい規定の元に作られている最古格付け、つまりDOCG(統制保証原産地呼称)に認定されたワインで、しかも誕生からまだ30数年しか歴史がないのにいまやシャンパーニュを超える評価を得ています。
奇跡のワインとも言われるのはそのためです。
エントランスには、フランチャコルタ地区の模型。
背後にひかえるアルプス氷河が生んだ水はけの良い土地でそだつシャルドネ、ピノビアンコ、ピノネロの中でも最高のコンディションのブドウのみを手摘みし、ソフト圧搾するなど、この上なく丁寧に手間をかけて醸造されています。
カ・デル・ボスコはそんなフランチャコルタ作り手のなかでも、とくに個性的なワイナリーとして特別な地位を確立し、その名はイタリア内外で知られています。
理由はいくつかありますが、同社ならではの工夫を凝らした醸造方法はそのひとつ。例えば、まずブドウを選定したあと雑味の元となる枝屑や汚れを取り除くための洗浄・水分除去。これはイタリア・フランスでも数えるくらいのワイナリーしか行えない、高い技術と管理が必要とされる作業だそう。
また、ブドウの木に横に薔薇を植え、病気に敏感な薔薇の状態で素早くブドウの健康状態を予想するなども彼らならではの知恵。
物理学を生かしたブレンド方法。
くわしくは、イタリアはカ・デル・ボスコで確認をお楽しみ下さい。うそです、後で少し種明かし。笑
敷地内にはアートや芸術をこよなく愛するオーナー家のこだわりが散りばめられていて、ワイン造りにも通ずる独創性を垣間見ることができますよ。
でも、なぜにサイ?哲学を説明されたけど理解不可能。笑
同社ではブドウ品種ごとに醸造してボトリング前にブレンドする手法を取り入れています。
各タンクからひとつのタンクにワインを集める工程には想像を超える物理力学が駆使され、まるで宇宙ステーションのよう!
樽熟用の地下室は、自動湿度調整機能つきで完璧なコンディションをキープ。
そしてお待ちかねのテイスティングです。
いきなり最高峰の、アンナマリア・クレメンテ8年もの。
きめ細かな泡が立ち登り、柑橘やリンゴのようなアロマが香ります。
程よい酸味と8年ものならではのかすかな渋み。ずっと口にしていたいような、間違いなく世界最高の舌触りと味わいです。
そして、アンナマリア・クレメンテのロゼ!こちらはさらに深い味わい・・。
日本でも入手できますが、まだまだその舞台裏やこだわりまでは知られていないカ・デル・ボスコ。
イタリアに来たら必ず訪れてその魅力を五感で体感してほしいワイナリーです。
フランチャコルタの代名詞ワイナリー、カ・デル・ボスコを訪問してきました。
長ーいパッサージュを行くと、まるで森の中の美術館のようなカンティーナが現れました。
個性派ワイナリーということは間違い無いです!
さて、フランチャコルタとは?
北イタリア・ロンバルディア州東フランチャコルタ地区で生産される発泡ワイン、というくらいは日本でもご存知の方も多いでしょう。
シャンパーニュよりも厳しい規定の元に作られている最古格付け、つまりDOCG(統制保証原産地呼称)に認定されたワインで、しかも誕生からまだ30数年しか歴史がないのにいまやシャンパーニュを超える評価を得ています。
奇跡のワインとも言われるのはそのためです。
エントランスには、フランチャコルタ地区の模型。
背後にひかえるアルプス氷河が生んだ水はけの良い土地でそだつシャルドネ、ピノビアンコ、ピノネロの中でも最高のコンディションのブドウのみを手摘みし、ソフト圧搾するなど、この上なく丁寧に手間をかけて醸造されています。
カ・デル・ボスコはそんなフランチャコルタ作り手のなかでも、とくに個性的なワイナリーとして特別な地位を確立し、その名はイタリア内外で知られています。
理由はいくつかありますが、同社ならではの工夫を凝らした醸造方法はそのひとつ。例えば、まずブドウを選定したあと雑味の元となる枝屑や汚れを取り除くための洗浄・水分除去。これはイタリア・フランスでも数えるくらいのワイナリーしか行えない、高い技術と管理が必要とされる作業だそう。
また、ブドウの木に横に薔薇を植え、病気に敏感な薔薇の状態で素早くブドウの健康状態を予想するなども彼らならではの知恵。
物理学を生かしたブレンド方法。
くわしくは、イタリアはカ・デル・ボスコで確認をお楽しみ下さい。うそです、後で少し種明かし。笑
敷地内にはアートや芸術をこよなく愛するオーナー家のこだわりが散りばめられていて、ワイン造りにも通ずる独創性を垣間見ることができますよ。
でも、なぜにサイ?哲学を説明されたけど理解不可能。笑
同社ではブドウ品種ごとに醸造してボトリング前にブレンドする手法を取り入れています。
各タンクからひとつのタンクにワインを集める工程には想像を超える物理力学が駆使され、まるで宇宙ステーションのよう!
樽熟用の地下室は、自動湿度調整機能つきで完璧なコンディションをキープ。
そしてお待ちかねのテイスティングです。
いきなり最高峰の、アンナマリア・クレメンテ8年もの。
きめ細かな泡が立ち登り、柑橘やリンゴのようなアロマが香ります。
程よい酸味と8年ものならではのかすかな渋み。ずっと口にしていたいような、間違いなく世界最高の舌触りと味わいです。
そして、アンナマリア・クレメンテのロゼ!こちらはさらに深い味わい・・。
日本でも入手できますが、まだまだその舞台裏やこだわりまでは知られていないカ・デル・ボスコ。
イタリアに来たら必ず訪れてその魅力を五感で体感してほしいワイナリーです。
by maicina
| 2016-06-05 02:48
| ワイン